ビスホスホネート系薬剤と抜歯に関して
ビスホスホネート系薬剤(BP製剤)とは?
骨粗鬆疾患においての第一選択薬になっているもので、骨量増加による骨折率の低下を抑えることができます。
BP製剤と抜歯の関係性とは?
BP製剤を服用している方で抜歯やインプラントなど歯周外科処置が「顎骨壊死」の危険因子となってます
どれぐらい頻度は上がるの?
骨粗鬆症の方で顎骨壊死が起こる可能性は 1パーセントと言われています。(論文などによってまちまち)
対処法は?
発生を防ぐ最善の方法は定期的な歯科検診、口腔衛生をよく保つこと
顎骨壊死を起こした場合には抗生物質投与、徹底的な口腔内の清掃、疼痛管理など
腐骨を形成した場合は生理食塩水などで洗うなどの処置を行います。
エンプレス歯科では抜歯を前提とした骨粗鬆症の患者さんでも、まず最初に手紙を出し担当いと連携を取ってから抜歯に望んでおりますので、何かわからないことなどございましたら遠慮なく院長に声かけを下さい。