歯周病や虫歯を繰り返さないために、今一度考えてほしいこと

「治療しているのに、また虫歯や歯周病が…」 そんな経験をお持ちの方、いませんか?
その原因は、意外とシンプルなところにあるかもしれません。
今日は、その真実をお伝えします。


1. メンテナンスを怠ると、どうなるのか?

歯周病が進行しているのに、メンテナンスを受けない方。
その状態、正直やばいです。
「磨けている」と思っていても、実際には磨けていないことがほとんどです。プラーク(歯垢)は、磨けていない部分にたまり、そこから虫歯や歯周病が再発します。

自分の磨き方に自信がありますか?
プラークチェッカーを使ってみると驚くかもしれません。磨き残しを指摘され、初めて気づく方も多いです。だからこそ、正しい磨き方を学び、実践することが最も重要なのです。


2. 歯医者に行けば治る?それだけでは不十分です。

「半年に一回、歯医者に行けば大丈夫」
いいえ、それでは足りません。

メンテナンスに通っていても、新しい虫歯ができる人がいます。その原因はたった一つ。プラークが残っているからです。 私たち歯科医療従事者は、患者様一人ひとりの口腔内の状態に合わせて通院頻度を調整しています。なぜなら、すべての患者様に同じ頻度が合うわけではないからです。

「歯医者に行ったから治った」ではありません。
本当に大切なのは、患者様ご自身が日々正しいケアを行うこと。これができていないのに「治らなかった!」と言われるのは、正直違います。もう一度言います。自分の磨き方が未来の歯を守る鍵なのです。


3. 子どもの歯も守れるのは親の手

子どもの虫歯も同じです。「治療したのにまた痛くなった」と相談を受けることがありますが、口の中を見ると驚くほどプラークがびっしり…。仕上げ磨きができていない、甘いものばかり食べている、夜寝る前に歯を磨かない。

これでは、虫歯が再発するのは当たり前です。
「子どもが磨かせてくれない」ではなく、親が責任を持って仕上げ磨きをしてください。
「忙しいから無理」と思うかもしれませんが、たった3分です。
ご飯を食べたら、必ず歯を磨く。それだけでお子様の未来の健康が変わります。


繰り返さないために、正しいケアを始めましょう

治療だけで歯が守れる時代は終わりました。大事なのは、患者様自身が自分の歯を守る習慣をつけること。私たちはそのお手伝いをするためにここにいます。

「もう治療を繰り返したくない」
そう思ったら、まずは一歩踏み出して、正しい磨き方を学びませんか?
健康な歯は、あなたの未来を変える力を持っています。

タイトルとURLをコピーしました