歯を失った時の治療法には大きく3種類あります。インプラント・入れ歯・ブリッジ、それぞれにメリットとデメリットがあります。歯科医師として正直にお伝えします。
3つの治療法の基本的な違い
| インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
|---|---|---|---|
| 保険適用 | なし | 部分的にあり | あり |
| 費用相場 | 30〜40万円/本 | 6〜20万円 | 1〜20万円 |
| 噛む力 | 天然歯に近い | まあまあ | やや劣る |
| 耐久性 | 10〜20年以上 | 7〜10年 | 5〜7年 |
| 隣の歯への影響 | なし | 削る必要あり | 金具がかかる |
インプラント
メリット
- 天然歯に最も近い見た目と噛み心地
- 隣の歯を削る必要がない
- 適切にケアすれば20年以上使用できる
- 顎の骨が吸収されるのを防ぐ
デメリット
- 費用が高い(1本30〜40万円程度)
- 外科手術が必要
- 糖尿病・骨粗しょう症などの全身疾患がある場合は適応外のこともある
- 治療期間が長い(3〜6ヶ月)
ブリッジ
メリット
- 固定式で外れない
- 治療期間が比較的短い(1〜2ヶ月)
- 保険適用できる場合がある
- インプラントより費用が安い
デメリット
- 隣の健康な歯を削って橋台にする必要がある
- 繋いだ部分の下(歯がない部分)に汚れが溜まりやすい
- 橋台となった歯に負担がかかり、長期的に弱らせる可能性がある
入れ歯(義歯)
メリット
- 保険適用で費用が最も安い
- 手術が不要
- 修理・調整がしやすい
- 多くの歯を失った場合でも対応できる
デメリット
- 取り外して洗浄・管理が必要
- 噛む力が天然歯の30〜60%程度と低い
- 違和感・異物感が大きい(慣れるまで時間がかかる)
- 顎の骨が吸収されてフィットが悪くなってくる
どれを選ぶべきか?
正直に言えば、条件が許すならインプラントが最も歯の機能を回復できます。しかし全身の健康状態・費用・治療期間などの都合もあります。
若くて健康で1〜2本の欠損 → インプラントを積極的に検討
費用や手術リスクが気になる → ブリッジも良い選択肢
多数の欠損、費用を抑えたい → 入れ歯から始めて将来的にインプラントへ
まとめ
「どれが一番いいか」は患者様によって異なります。当院では押しつけることなく、それぞれのメリット・デメリットをしっかりお伝えした上で、ご本人が納得した方法を選んでいただけるよう努めています。お気軽にご相談ください。
📍 神奈川県相模原市南区大野台|エンプレス歯科
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