食事中に「ガリッ」と感じたら詰め物が取れていた、なんて経験はありませんか?取れた詰め物はそのままにしておくと様々なトラブルを引き起こします。今回は取れた際の対処法と、放置した際のリスクをお伝えします。
詰め物が取れたらまずやること
①取れた詰め物を保管する
取れた詰め物は捨てずに保管してください。状態が良ければ再接着できる可能性があります。水で軽くすすいでティッシュに包んで保管しておきましょう。ただし、熱湯消毒や溶剤での消毒は変形の原因になるためNGです。
②その部分で食事をしない
詰め物が取れた歯は象牙質や神経が露出している可能性があり、刺激に非常に敏感になっています。硬いものや極端に熱い・冷たいものは避け、できるだけ反対側の歯で噛むようにしましょう。
③なるべく早く歯科を受診する
理想的には当日か翌日。長くても1週間以内には受診することをお勧めします。
放置するとどうなるか
虫歯が急速に進行する
詰め物が入っていた部分は削られた象牙質がむき出しになっています。象牙質は歯の表面を覆うエナメル質より柔らかく、虫歯菌が入り込みやすい状態です。放置するとものすごいスピードで虫歯が進行します。
神経まで達してしまう
象牙質の虫歯が進むと、最終的に歯の神経(歯髄)まで到達します。こうなると根管治療(神経を抜く治療)が必要になり、治療期間も費用も大幅に増えてしまいます。
歯が割れる可能性がある
詰め物のない穴は歯の構造的な弱点となります。食事中に力が加わって歯が割れてしまうことがあります。最悪の場合、抜歯が必要になることも。
取れた詰め物が使えなくなる
取れた直後であれば再接着できた詰め物も、時間が経つと歯の形が変わってしまい(虫歯の進行や歯の移動)、合わなくなってしまいます。
歯科での処置内容
受診後の処置は状態によって異なります。
- 虫歯なし・詰め物の状態良好:洗浄して再接着
- 虫歯あり・詰め物の状態良好:虫歯を除去して再度型取り→新しい詰め物
- 虫歯が深い場合:根管治療後に被せ物
詰め物が取れやすくなる原因
詰め物が繰り返し取れる場合は原因がある可能性があります。
- 噛み合わせの問題:特定の歯に過度な力がかかっていると取れやすくなります
- 歯ぎしり・食いしばり:就寝中の過大な力で接着が緩むことがあります
- 詰め物の劣化:銀歯などの金属製詰め物は年数が経つと変形・錆びが起きます
まとめ
詰め物が取れたら「痛くないから大丈夫」は危険です。痛みがなくても歯は確実にダメージを受けています。早期受診で余分な治療を防ぎましょう。
📍 神奈川県相模原市南区大野台|エンプレス歯科
📞 042-707-4411

