はい どうも~、歯科医師院長の大石です。今日は、「虫歯にならないために何をすべきか?」について話しますね。毎日の習慣を少し変えるだけで、虫歯を予防することは十分に可能です。しかし、いまだに多くの人が間違った方法で歯を磨いたり、フロスを使わなかったりして、知らず知らずのうちに虫歯のリスクを高めています。この記事を読んで、今すぐ虫歯予防のための正しい習慣を身につけてください!これのブログよめばこれだけで歯に対するデンタルIQあがります。
1. 歯を磨け!でも「時間」と「当て方」を意識しろ
「毎日歯を磨いているから大丈夫」と思っている人、ちょっと待ってください。本当にそれで虫歯予防できてますか?実際、患者さんの中には「毎日きちんと磨いている」と自信を持っている方も多いですが、そのほとんどが磨く時間が短すぎる、ブラシの当て方が不十分ということが多いんです。
歯磨きは、最低でも2~3分間はかけてじっくり行う必要があります。これの大事なことは最低ですからね。本当はもっと時間をかけていただきたい。大切なのはただ歯ブラシを動かすのではなく、プラーク(歯垢)をしっかり落とすことです。歯と歯茎の境目に歯ブラシを45度の角度で当て、優しくマッサージするように磨いてください。これでプラークの大部分は除去できますが、短時間でささっと磨いただけでは、虫歯の原因になる細菌をしっかり除去できません。
2. フロスは必須!特に隣接面の虫歯に注意
さて、歯磨きだけでは虫歯予防は不十分です。特に、歯と歯の間、つまり隣接面は普通の歯ブラシでは完全にきれいにできません。この部分は虫歯ができやすい場所であり、メンテナンスに来ている患者さんでもフロスを使っていないために虫歯ができているケースが非常に多いです。
もしあなたが「フロスを使っていない」という自覚があるなら、今日から始めてください。毎晩の歯磨きの後にフロスを通すだけで、虫歯リスクが大きく減ります。フロスをすることで、歯ブラシでは届かない歯の隙間にたまったプラークや食べかすをしっかり取り除けます。隣接面の虫歯を予防するためには、フロスを必ず毎日使うことが重要です。やれ。DO IT。FLOSS OR DIEです。
3. 甘いもの、糖質、そしてジュースは大敵
虫歯になりやすい人の大きな要因のひとつは、甘いものや糖質の摂取です。特に、「だらだら食べる」ことが虫歯を加速させます。例えば、仕事中にちょこちょこお菓子をつまんだり、ジュースを頻繁に飲んだりしていると、口の中が常に酸性状態になり、歯が溶けやすくなります。
ジュースは特に危険です。ペットボトル1本に角砂糖何個分もの糖が含まれていることをご存知ですか?一本のジュースには、簡単に10個以上の角砂糖が溶け込んでいることもあります(参照:日本食品標準成分表)。これを日常的に飲んでいれば、虫歯は時間の問題です。写真で見れば一目瞭然です。ジュースや甘いものをだらだら食べ続けることは、虫歯のリスクを高めるだけなので、なるべく控えましょう。
4. 定期メンテナンスを受けろ!プロに任せることが大事
「自分でちゃんと歯を磨いているから大丈夫!」と思っている方、それ、自己流になっていませんか? 歯磨きのやり方は、誰でも同じではありません。口の中の状況や歯並びによって、効果的な磨き方は変わってきます。プロの歯科医師や歯科衛生士に定期的にメンテナンスを受けることが重要です。自己流で磨いていても、プロがチェックしていなければ、どこかで見落としている部分があるかもしれません。
メンテナンスの時に、磨き残しがあった場所や、歯磨きのやり方が不十分だった部分をフィードバックしてもらいましょう。それにより、早期に虫歯や歯周病を発見し、治療することが可能です。
5. 「虫歯かも?」と思った時点ではもう遅い!
「もしかしたら虫歯かも?」と思った時点で、実はすでに手遅れなことが多いです。なぜなら、初期の虫歯は痛みを伴わないことが多く、症状が出る頃には進行していることがほとんどだからです。定期的なメンテナンスで、早期に虫歯や歯周病を見つけることが大切です。早期発見早期治療!
別にぼくらも虫歯を削りたいわけじゃないんです。なんなら削らずにすむならそのままでいきたいんです…オヨヨ
治療が遅れるほど、費用も時間もかかります。「忙しいから歯医者に行けない」というのはわかりますが、虫歯が進行すればその分治療にかかる時間も増え、もっと忙しくなります。時間とお金を節約したいなら、早めにメンテナンスを受けましょう。
まとめ:言い訳はやめて、今日から行動を!
最後に、歯医者に来ない理由としてよく聞くのが「忙しいから」という言い訳。わかります、忙しいのは皆同じです。でも、言い訳ばかりしていると、結局痛い思いをするのは自分です。虫歯や歯周病になりたくないのであれば、まずはしっかりとプロに診てもらうこと。定期的なメンテナンスを受け、正しい歯磨きとフロスの使い方を身につけましょう。
忙しい現代人だからこそ、健康な歯を保つための時間を取ることが大事です。虫歯予防に特効薬はありません。日々の習慣と、プロによるメンテナンスで、虫歯知らずの健康な歯を手に入れましょう!